体脂肪は減らずに筋肉が痩せた方、筋萎縮で困られている方は、
もしかしたらサルコペニア、あるいはサルコペニア肥満の可能性があります!!
サルコペニアとは…高齢期にみられる骨格筋量の減少と筋力もしくは身体機能(歩行速度など)の低下により定義され、診断方法は下記のようになっています。
握力低下(筋力)または歩行速度低下(身体能力)+ 筋肉量減少が一定基準より減少 ⇒ サルコペニアと診断
サルコペニア肥満は現時点で確立された定義はなく、骨格筋量減少と体脂肪の増加を同時に有する状態のことで、
女性に多く、空腹時血糖値が高い、骨密度が低い、バランス能力低い、副甲状腺ホルモンやビタミンD濃度が低い、
ADLが低下する、うつ傾向の頻度が高い、身体機能障害と関連しやすいなどの病態が起こると言われています。
また、脂質異常症の罹患率が高く、高血圧症、メタボリックシンドロームの有病率も高い結果が報告されています。
したがって、“筋力を向上させること”と“歩行を安定させること”はとても重要なサルコペニア、サルコペニア肥満さらに生活習慣病の予防となります!
------------------------------------------
代表的な診断基準(AWGSの診断基準)
握力)男性:26kg未満 女性:18kg未満(左右2回ずつ測定し最大値を評価)
歩行速度)0.8m/秒以下(6mコースの4m以上の歩行で評価)
筋肉量)DXAまたはBIAで測定 男性:7.0kg/㎡未満 女性:5.7kg/㎡未満(BIA)、5.4kg/㎡未満(DXA)
参考文献)サルコペニア診療ガイドライン2017年版(日本サルコペニア・フレイル学会)
------------------------------------------
当院の低周波と鍼灸を組み合わせる施術で歩行運動や筋委縮を改善させることが出来ます!
施術をするたびに少しずつ筋肉に変化が出てきます!!
下の写真は1回の施術での変化です。少しですが、筋肉の膨らみや色合いが変わっていることが分かります。
体脂肪は減らずに筋肉が痩せた方、筋萎縮で困られている方で日常生活に支障が出ている場合、ぜひ一度ご相談下さい。